予防・クリーニング│実籾・東習志野で歯医者をお探しの方はおなぎ歯科医院まで

お口の中を目で見ただけでは、詳しい状態は見えてきません。歯の中でむし歯になっていることもあるため、お口のレントゲン撮影を行います。

また、お口の中の写真撮影も行い、お口の状態を記録します。

撮影して記録しておくことは、適切な治療を行う上で大切なことです。
治療前と治療後の様子、前回の検診の様子を記録しておくと、「どのようにお口が変化したのか」について知ることができるため、適切な治療のご提案につながります。

専用の器具を使い、歯ぐきの「歯周ポケット」の深さを調べます。歯周ポケットが深い場合「歯周病が進行している」と考えます。
歯ぐきが柔らかくなり、歯周ポケットが深くなっている場合は歯周病の基本治療を行いましょう。また、この時に「歯のぐらつき」や「歯ぐきの出血」も調べていきます。

定期検診では歯に付着した「歯石」も取り除きましょう。
歯垢（プラーク）とは違い、歯石は硬く、歯ブラシでは取りきれない汚れであるため、歯科衛生士が専門の器具を使い丁寧に取り除きます。
この作業を「スケーリング」「ルートプレーニング」といいます。

PMTCは国家資格を持つ歯科衛生士が行う、プロの歯のクリーニングです。「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字を取って、PMTCと呼びます。

専用のペーストと機材で、歯と歯の隙間や表面を丁寧に掃除していきます。
PMTCを行うと、歯の表面がツルッとした感触になり、汚れの付着しにくい状態になるため、キレイな歯を保つためには定期的に受けることが大切です。

全ての行程が終わったら、検査結果のフィードバックを行います。
患者さまのむし歯の有無や歯周病の進行状況はもちろん、日頃の歯磨きで磨けていない部分がある場合はブラッシング指導も行います。
普段のお手入れやお口の状態についてご質問がある場合は、遠慮せずに検診の機会を活かしてご相談ください。

● 朝起きたとき
● 食後

歯磨きのタイミングは基本的には食後です。
また、朝起きた後は、朝ごはんの前に歯を磨くことも有効です。寝ている間に増えてしまったお口の菌を、きれいに流してから朝食を取りましょう。

歯磨きが難しい場合は念入りにうがいをして、お口の中の雑菌や汚れを排出します。原因菌のエサになる糖分を残しておかないように、キレイにしっかりゆすぎましょう。

歯磨きは3分程度を目安に、丁寧に行ってください。歯の隙間や奥歯などの磨きにくい部分は、特に念入りに磨きましょう。ブラッシング指導でお伝えしたことを歯磨きに活かしていただくと、むし歯や歯周病になりにくいお口をキープしやすくなります。

歯磨きだけでは取りきれない汚れもありますので、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシなど、歯ブラシ以外のお手入れグッズを取り入れることもポイントです。

むし歯になりやすい食べ物といえば「甘いもの」です。砂糖がたっぷり入ったものを召し上がられた場合は、できるだけ早くに歯磨きやうがいを行ってください。

また、歯磨きをしないで寝ている方、たばこを吸われている方は生活習慣を見直しましょう。
禁煙することで、免疫力や細胞の働きが上がるため歯周病予防につながります。
参考：厚生労働省「喫煙と歯周病の関係」（e-ヘルスネット）