コラムColumn
歯医者が教える!子どもの歯磨きのポイント〜重点的に仕上げ磨きをするところは?~
皆さんこんにちは。
実籾・東習志野の【おなぎ歯科医院】です。
子どものむし歯は、年々減ってきています。
たとえば、6歳のお子さんのむし歯の割合をみてみると、平成17年には63.4%でしたが、令和4年では、30.8%と半分に減少しています。
けれども、学校で行われる健診で最も多く指摘される病気はむし歯であることを考えても、子どものころから歯磨きの習慣を身につけることは非常に大切です。
今回は、お子さんの歯磨きのポイントや、仕上げ磨きでしっかり磨いてほしいところをお伝えします。
参照:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p5 >
仕上げ磨きで重点的に磨く場所とポイント
仕上げ磨きで重点的に磨いてほしい場所は、お子さんの年代によって違います。
6歳ごろまでの乳歯の時期は、
・上の前歯の表側と裏側
・歯と歯の間
・奥歯のかみ合わせ
を注意して磨きましょう。
【ポイント】
上の前歯を磨くときは、前歯2本の間にある「上唇小帯」に歯ブラシが当たらないよう、指を添えてガードしながら磨いてあげてください。
また、前歯の裏側は、歯ブラシを縦に当てると磨きやすいでしょう。
永久歯が生え変わってくる6歳以降は、高さが不揃いの永久歯も丁寧に磨くことが大切です。
子どもの歯磨きのポイントは「自分磨き」も見守ること
3歳ごろになると、不十分ながら、「自分で歯を磨きたい」というお子さんもいらっしゃいます。
歯ブラシを口に入れたままで遊ばせないように気をつけながら、自分磨きを見守ってあげてください。
お子さんだけでは上手に磨くことはまだ難しいのですが、「磨きたい」気持ちを尊重して、「自分の歯は自分で磨く」という習慣を身につけるようにしましょう。
奥歯のかみ合わせや歯の外側、内側と順番を決めて磨くのがおすすめです。
「おなぎ歯科医院」と一緒にお子さんのお口の健康を見守っていきましょう
子どものころから適切な歯磨き習慣を身につけ、少しでも最初にむし歯になる年齢を遅らせたり、むし歯の再発を防いでいきましょう。
実籾・東習志野の歯医者【おなぎ歯科医院】では、地域のかかりつけ医院として、幅広い年代の患者さんを診察しています。
お子さん向けのキッズスペースを設け、歯医者に苦手意識を持たないよう楽しく通える工夫を行っていますので、定期検診はもちろんむし歯治療の際にもお気軽にご来院ください。
平日・土曜も18時半まで診療(2024年2月現在)していますので、ご都合のよい時間帯にご予約ください。